展示室について

地芝居・人形浄瑠璃の世界へようこそ!!

 東美濃地域を含む東濃地方をあらわすことばとして「西濃の花火に東濃の芝居」があります。これは近世以降、庶民の娯楽として西濃では花火が、東濃では地芝居が盛んに行われたことを表しています。稽古を積み、時間をかけて創りあげた芝居を、演じる人と見る人が共に楽しむ地芝居は、この地域の人々の気質にあうのか、全国でも稀に見るほど、盛んな地域の一つです。
 「地芝居」は「地狂言」「地歌舞伎」「村芝居」「農村歌舞伎」等、様々な表現をされます。「芝居」という言葉は、元来“寺社境内などの神聖な芝生”の意味でしたが、そこで芸能が行われた関係から“観客席”を意味するようになり、やがて“劇場全体”を、さらに“演劇”を意味するようになりました。「地芝居」という言葉には、私たちが受け継ぎ、伝承していこうとしている“この「地」で行われる芝居”、“「地」のものを催す芝居”の原点があります。
 「人形浄瑠璃」は、「操り人形」また、単に「操り」と呼ばれ、この地域では盛んに行われています。なお「文楽」とは、幕末の頃、「植村文楽軒」という人物によって興行されていた人形浄瑠璃芝居のことをいい、明治になって「文楽座」と「彦六座」という2つの座が人形浄瑠璃の人気を二分していましたが、やがて文楽座のみが継続していくことになり、「文楽」が日本の人形浄瑠璃の代表名となりました。
 展示室では、この地域の特色となっている「地芝居」「人形浄瑠璃」の一端を紹介し、より多くの方々に、伝統を守り、伝えていくこの地域の熱気を感じていただければ幸いです。

展示室からのお知らせ

 展示室では、東美濃地域の地芝居・人形浄瑠璃について紹介しています。
 地芝居に限らず、歌舞伎や文楽など伝統芸能に関する道具や資料をお持ちの方、ぜひお知らせください。
 おじいさんが使っていた浄瑠璃本や、昔の芝居小屋の写真など、どんな小さなものでも結構です。
 情報をお寄せくださった方には、こちらから連絡をさせていただきます。
 郷土の資料を後世に残していくためにも、ぜひご協力ください。
 
  ご連絡は東美濃ふれあいセンターまで。
   E-mail
   TEL.0573-68-8000


常設展示のご案内

[入館時間]
午前9時から午後4時まで

[休館日]
毎週月曜日(その日が国民の祝日及び休日の場合は翌日も休館となります)
及び12月29日から翌年1月3日まで
[内容]
展示室では、東美濃地域の伝統芸能について、4つのテーマにそって常設展示をおこなっています。
 1. 街道・歴史
 2. 地芝居
 3. 人形浄瑠璃
 4. 画家がみた伝統芸能

今までの企画展

平成12年度
 
1. 企画展「團十郎と中津川」
 
期間
 2000(平成12)年9月1日〜
展示品
 「七代目團十郎礼状」「七代目團十郎扇面」「九代目團十郎襲名記念扇面」他

2. 企画展「番付いろいろ」
期間
 2001(平成13)年2月8日〜3月4日
展示品
 「中津川中ノ芝居番付」「旭座役割番付」「春木座辻番付」他全15点

平成13年度
1. 企画展「師匠中村津多七」
期間
 2001(平成13)年5月19日〜9月2日
展示品
 「素人歌舞伎狂言大会優勝旗」「つけ板・つけ」「見台」「表彰状」他全30点

平成18年度
1. 企画展 「昭和の役者絵〜弦屋光渓 木版画展」
期間  2007年(平成18年)12月10日〜1月28日
展示品
 「桜姫東文章 釣鐘権助(初代 片岡孝夫)」他全21点