1 これまでの研究・児童の実態から
昨年度までの算数科の研究を進めてきたことで,@見通しをもって授業に臨み,主体的に学習活動を行えるようになった。A課題に対して自分の考えを持ち,表現していく力がついてきた。B仲間の考えのよさを自分の考えに取り入れようとする姿が見られるようになった。といった成果を得ることができました。
しかし,算数を離れると,@調べたり,学習したことを交流する活動を通して自分の考えを深めたり,より多面的に広げたりする力が弱い。A課題追究の過程において,多様な見方や考え方を獲得しようとする意欲が低い。B自分の考えを分かり易く豊かに発表する力が弱い。という課題も明らかになりました。
2 願う子どもの姿
そこで,このような本校の課題となる子ども達の実態を踏まえ,子ども達が進んで社会に関わり,より良い社会を築こうとする人々の営みの意味(そこに携わる人々の努力や工夫とその社会的意味や役割)を多面的にとらえたり深めたりしながら,今後出会うであろう様々な社会的事象を正しく判断し,自らの生き方を見いだしていこうとする子を育てたいと考え,主題を設定しました。
研究主題
社会的事象の意味を主体的に追究し,進んで社会にかかわろうとする児童の育成
〜社会的なものの見方や考え方を深める指導を通して〜
「社会的なものの見方や考え方を深めるために」願う子どもの姿
(1) 社会的事象に対して興味や関心を持ち,主体的に追究しようとする子。
(2) 社会的事象の意味と既習学習や自らの生活経験を関連付けながら,自分のなりの考え持つことができる 子。
(3) 自らの考えを豊かに表現し,仲間と交流する活動を通して,考えを広めたり深めたりできる子
(4) 学習した社会的なものの見方や考え方を生かして,自らの日常生活に対して主体的に関わる子