11/8(金)
「芸術による教育の会」のゼネラルマネージャーを務めている屋嘉部正人さんに来ていただきました。
1万8千個の紙コップを使い、子どもたちと一緒に積んだり並べたりして造形あそびをしました。
これらの紙コップは、屋嘉部先生と一緒に活動した人たちによって絵が描かれた、世界に一つの紙コップたちです。
まず、紙コップを置くと、林や森のように見えました。
次に、一個一個に分けて地面に置くと、海に浮かぶ島のようになりました。
今度は紙コップを積み重ねました。
自分より高く積み上げるために、「手伝うよ。」「一緒にやろう。」と協力したり、アイデアを出し合ったりして、より高いもの、大きいものを創り上げようとするやる気が体育館中に広がりました。
最後には、全ての紙コップを重ねて、大きな円を作りました。
重ねると、人が乗ってもつぶれない強さになることも体感しました。
屋嘉部先生は「積み上げたものが崩れるのは残念だけど、それは挑戦した証だ。崩れた状態も美しい。」と認めてくださいました。
子どもたちが描いた紙コップの分身たちも、先生が次の会場の人たちと出会わせてくれるそうです。
あっという間に2時間経ってしまうほど、楽しい時間となりました。