中津川市中山道歴史資料館

開催中!

企画展
中津川の明治時代
—情熱をそそいだ学校教育から地域の発展へ—

ポスター

2016年4月1日(金)~9月28日(水)

天皇のもと民衆が豊かで安らかに暮らせる社会を夢見て,明治維新に血と汗と金銭をかけて協力した中津川の人々。しかし,明治になっても夫役の徴集は一向に減らず,税も徳川時代よりも厳しくとりたてられて,この地方の民衆の暮らしは苦しいままでした。

「これは自分たちが望んだ世の中ではない。未だに時代の夜は明けていない。」そう思った彼らは,今度は自分たちの意志を継いで,さらなる時代の夜明けを目指すような子どもたちを育てる教育に力を尽くそうとします。それが明治5(1872)年10月に開校した時習館とその2年後に開校した興風義校(こうふうぎこう)です。

その熱意と努力によって中津川の教育は,全国の先端を行くものとなったのですが,教育の国家統制がしだいに厳しくなり,試みは,またもや弾圧によって挫折したかにみえました。

しかし,明治30年代から40年代にかけて,その教育が花開きます。明治になり街道を利用する人が減ったことで中津川は衰退の一途をたどり,明治20年代,この地域の人たちの暮らしは苦しいものとなりました。そこでこの地域にもう一度繁栄をもたらすために活躍したのが,かつて時習館,興風義校で学んだ人々だったのです。

かつて時代の夜明けを切り開こうとした平田門人を中心とする中津川の人々の願いは,この地域の人が豊かで安らかに生活できるようにしたいというものでした。時習館,興風義校で育った人たちは,その願いをしっかりと受け継ぎ,豊かで安定した地域社会をつくるために働きました。
今回の展示は中津川の人々の教育への熱意と,それを実現しようとするたくましさを資料によって紹介していこうというものです。

会場
中山道歴史資料館 第1展示室

この企画展は通常の入館料でご覧いただけます。

2016.4.22

中津川宿脇本陣森家

上段の間
上段の間

中津川宿の脇本陣を務めた旧森家の建物の一部「上段の間」と土蔵1棟を,宿場の機能・様子を伝える施設として展示公開しています。

観覧無料
※観覧ご希望の方は,資料館受付にお申し出ください。
2012.2.1