中津川市苗木遠山史料館

苗木城縄張之図

縄張り図
苗木城縄張之図/宝暦10年(1760)
縦225.5cm×横186.8cm

◆収蔵品紹介

 当館では苗木城を描いた絵図6点を所蔵し、その内、九代領主友清(ともきよ)の治世時に製作され、城の主な施設(郭(くるわ))の位置を描いた絵図を「縄張之図」と呼んでいます。 「縄張り」とは、本来城造りの際に図面に描いた設計図を元に、現地で縄を張り巡らしたことをいい、築城の計画設計を意味しています。
この「苗木城縄張之絵図」は18世紀の中頃に作られており、城を築く目的の図面ではなく、「三才の至徳を推し広め賜う、御縄張まことに以て異端の地相と謂うべし」と絵図右下に記されているように、城の位置や方角の吉瑞を賞した絵図と思われます。

 またこの絵図は、他の苗木城絵図には見られない城の外郭部の様子が描かれ、
苗木城の研究には欠かせない貴重な資料となっています。(原)
「恵那山」2005年4月号

2012.3.22(2012.4.27更新)

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