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【FMラジオ】いにしえ街道なかつがわ 9月14日

更新日:2013/09/17

<Radio80 岐阜FM放送 毎週土曜日 昼11:30~>78.3メガヘルツ(中津川中継局)
いこまい・やろまい体験リポート



(リポーター 豊田晃輔)
◆学生とともに住民が景観のまちづくり
 
名古屋工業大学松本研究室の方々と中山道こまちの会の矢野順子さんにお話を伺いました。
 中津川市では、景観法に基づいて景観計画を策定し、市の特性である「山なみ」「河川」「街道」の景観を守り育て、創るという方針のもと、住民や事業者、行政とが協働で中津川らしい景観形成を進めています。
 名工大松本研究室が中津川市本町の景観まちづくりに関わるようになったのは、中津川市が景観計画を策定する際に、松本直司教授に策定委員会の委員長をお願いしたのがきっかけでした。 
 大学側は景観計画策定のために行った街並み調査・研究を通して、学生の学ぶ場を作ることができ、市側は調査研究を計画づくりやまちづくりに活用できると、双方にメリットがあります。学生は毎年入れ替わっていきますが、市と大学、さらに住民がタッグを組んで行ってきて8年目になります。
 学生たちに、実際に中津川市を訪れての印象や魅力を聞いてみました。まずは自然が大きなこと、中津川駅を出て目の前に広がる恵那山とふもとの街並み、四ツ目川や中津川といった河川、自然豊かな所であることに加え、歴史的な街並みが残っていて、とても風情があり、歩いていて楽しい街だといいます。また、住民との関わりの中で、住民の方の生の声を聞くことができ、机上では学ぶことができない貴重な経験ができ、そういった経験は将来、実社会で働く時に非常に役立つと思っていると話してくれました。
 学生たちは、「まちづくりに関して学生が住民の方と一緒に話すことによって、中津川市全体がもっと良い街になっていくと思う。大学でも、景観まちづくりに長い間関わってきて、景観自体は出来上がってきているので、今後も住民の方々の熱意とともに、住民の方と大学側、手を取り合って頑張っていきたい。景観以外にも、住民の方々と一緒にイベント等を行っていきたい」と意気込みを語ってくれました。
 住民の方は学生の活動をどう受け止めているのかというと、中山道こまちの会の矢野さんは、「自分たちの勉強とはいえ、よその町のために、本当に親身になって隅々まで考えてくれており、学生の目線から見て、住民も知らなかったことや街の良さを知ることができるため、とてもありがたい。」と話していました。また、矢野さんは、「花を植えるなど身近なことや、ほっとする空間を提供できたらとやってきました。学生たちの力を借りて広場など触れ合う空間が出来てきたので、これからは通っていく人も住民も皆が共有できる場となっていったらいいな。」と今後の景観のまちづくりにかける思いを語ってくれました。

中津川に住もう

◆企業と協働で森づくり
 中津川市では企業と協働で森づくりをしています。蛭川にはJT(日本たばこ産業)との「JTの森」があり、加子母にはトヨタ紡績との「環境の森」があり、それぞれ、実行委員長の方にお話を伺いました。
 蛭川の「JTの森」について、「JTの森実行委員長」の田口良信さんにお話を伺いました。JTの森は全国に9か所あり、この森については森林についての活動が盛んであることなどの理由で、5年前から森づくりが始まりました。JTと協働での森づくりはJTの社員同士の交流の場、都会の方に蛭川の自然を感じてもらえる、特産品を買ってもらえる、地域のイベントに参加してもらえるなど、企業にとっても地域にとっても双方にメリットがあります。JTの森には年に2回社員の方が訪れるが、その際には広葉樹の植樹や下草刈りなどが行われます。最近では今年の6月にJTの森の里山の手入れをJT関係者や地元の方を含めて約100人が参加して行われました。田口さんは参加者は大変喜んでいたといいます。今後についてはかつてより薄れてしまった地域の人たちの山への関心をJTの森を通して再び関心を持ってもらいたいといいます。また、長期的な視点を持って樹齢50年、60年以上の木を育て、水源地としても地域の人たちや子どもたちにも関心を持ってもらえるようにしていきたいということでした。
 次に加子母の「環境の森」について、「加子母森づくり実行委員長」の熊澤和之さんにお話を伺いました。加子母とトヨタ紡織が協働で森づくりをするようになったのは、岐阜県の推薦を受けたためだが、加子母は500年も600年前から林業が盛んな土地だったことが要因だといいます。5年程前に始まった森づくりでは中津川市の舞台峠にある市有林が「環境の森」となっています。加子母の企業と協働での森づくりは4月にトヨタ紡織の新入社員の研修の場として約100人が加子母を訪れ「環境の森」の手入れをするほか、トヨタ紡織の関係者がツアーを組んで加子母のイベントに参加したり、郷土料理を味わったりしています。環境の森の取り組みが発展して、トヨタ紡織所属のバスケットボール選手が加子母の子どもたちに指導に訪れたり、トヨタ紡織の駅伝大会に中学生などが参加するなど、幅広い交流が行われています。こういった交流が軸となって、トヨタ紡織の関係者が加子母にセカンドハウスをつくったりして加子母に住みたいという人も多いといいます。
 熊澤さんは、「都会の人に山を提供してセカンドハウスを今後作ってもらいたい。そして、木を植えてもらえるようにしていきたい」と話していました。「人々が親しく交流するのが一番いい社会づくりとになる。そして、子どもたちには夢をもたせてやりたい。そのために、トヨタ紡織の環境の森が力になってもらえるとありがたい」と熊澤さんは話していました。
 今年春には「JTの森」と「環境の森」は5年間の協定延長が決定しています。
「JTの森」のお問合せは蛭川総合事務所0573-45-2211まで。
「環境の森」のお問合せは加子母総合事務所0573-79-2111まで。


(リポーター 西野靖浩)

週末インフォメーション
①加子母祭り(からくり人形)9月22日(日曜日)13時~くじ入りの餅投げ、2台の山車による車山曳き 会場 加子母 水無神社
 問 中津川市加子母総合事務所 ☎ 0573‐79‐2111

②坂下そばの花まつり 9月29日(日曜日)8時から15時まで 会場 椛の湖自然公園そば畑
 問 中津川市坂下総合事務所 ☎ 0573-75-4444

担当課 : 広報広聴課  電話0573-66-1111(内線312~316)

カテゴリ : 広報 | イベント

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