(最終更新:2020年03月09日)
印刷ページ

クマを目撃!どうしたらいいの・・・?
クマを目撃した場合 以下のような措置をお願いします
- 中津川警察署 生活安全課(0573-66-0110)、市役所有害鳥獣対策室(0573-66-1111)各総合事務所、各地域事務所のいずれかへ目撃状況を通報ください。
- 地元広報会長などに連絡を取り付近住民に注意を呼びかけてください。
- 負傷者がいる場合には、救急車などの必要措置をお願いします。
通報を受けた市有害鳥獣対策室では
- 地元猟友会に連絡し、巡回などの警戒にあたります。
- 広報活動(防災行政無線・生活安全情報メール)や立て看板により注意を呼びかけます。
- 人命に危難が予想されるなど緊急性を要する場合や、当初の目撃場所付近で住民に危難が予想される場合は、捕獲方法(銃器またはわな)を検討した上で有害鳥獣捕獲の許可をし、鳥獣被害対策実施隊員が捕獲にあたります。
ツキノワグマの生態
クマは食肉類でありますが、動物性の食物が生息地域に十分ないことから、山野草(春にはウド・アザミなどの高茎草木を中心に柔らかい芽や、茎、夏には広葉樹の実や小動物、秋には堅い実やブドウ等)を多く食べています。オスもメスも基本的には単独行動の傾向が強いですが、母と子は絆が強く、また行動圏はメスで30~50平方キロ、オスで50~80平方キロに及びます。
出典:「鳥獣被害対策情報伝達セミナー資料」 農林水産省
ツキノワグマ対処方法
ツキノワグマは、臆病な動物であり、人のにおい・歩く音や姿をクマのほうから先に察して離れていくため、鈴やラジオ等の鳴り物を携帯すると良いでしょう。 しかし、雨や風の強い日、霧の濃い日は人の気配を感じにくく特に注意が必要です!また、犬はクマの存在を察知するには効果的ですが、クマを興奮させてしまうことがあるので注意が必要です。
遭遇した場合
遠方にクマが居る場合は、すみやかにその場を立ち去るのいいでしょう。至近距離でクマと出会った場合は、クマから目を離さず背中を見せずにゆっくりと後ずさりします。
しかし、クマと目を合わせることは攻撃の合図になるのできけんでもあります。騒ぐとクマを刺激します。逃げるものを追う習性があり、クマは人間より早く走ることができるため、走って逃げるのは非常に危険です。あわてず、急がずその場を離れることが一番です。
- 出典:「ツキノワグマと共に暮らすための安全ガイド」 ビッキオ