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第8回前田青邨記念大賞 入賞作品の紹介(平成30年開催)

(最終更新:2018年07月12日) 印刷印刷ページ

第8回前田青邨記念大賞展 入賞作品紹介

全国から応募された201点のうちから、厳正な審査を経て、3賞(大賞、青邨記念特別賞、審査員特別賞)各1点、優秀賞2点、奨励賞5点、入選作品89点が選ばれました。大賞「水の民憩う」.jpg

              青邨記念大賞 「水の民 憩う」 冨永 美千代(愛知県春日井市)

作者コメント 

 眩い光、喧騒の中で忙しく働く水の民、夕刻の陽の光を背に、一日の労働を終え、寛ぎの場へ帰る人々、暖かな空気と軽やかな調べを感じ、彼等と共有する感覚を覚えました。岩絵具の妙に魅了されながら制作しました。


記念特別賞「蔦沼」.jpg青邨記念特別賞 「蔦沼」 勝又 優(東京都台東区)

作者コメント

 青森県十和田市にある蔦温泉を訪れた際に、沼めぐりの小路という散策コースを歩きました。そこで見た水面に映るブナ林の姿は、とても静かで力強く神秘的なものでした。あの時に感じた大自然の雄大さを少しでも表現できればと思い制作しました。

審査員特別賞「秘密と奇蹟」.jpg審査員特別賞 「秘密と奇蹟」 永井 祥浩(埼玉県鴻巣市)

作者コメント

鑑賞した方が何かを感じて下さったら、私はとてもうれしく思います。

                                                                                           優秀賞1「maku me」.jpg優秀賞 「make me (メイク・ミー)」 福本 百恵(岐阜県岐阜市)

作者コメント

 アルマジロは危険を感じると体を丸めて、その短い鎧で身を守ろうとします。私自身そんなアルマジロの様に自分を守るために硬く丸まり、自ら視野を狭めていたのではないかという思いを重ねました。自分を守る鎧は時に身動きとれなくさせます。そんな武装を崩し、新たな私を作っていきたいという思いで描いた作品です。

優秀賞2「家族の日」.jpg優秀賞 「家族の日」 野角 孝一(高知県高知市)

作者コメント

 あと少しで生まれてくる子供との生活を創造しながら描きました。

前田青邨(明治18年~昭和52年)

前田青邨 前田青邨(本名・廉造)は、明治18年、常吉・たかの二男として岐阜県中津川村(現中津川市)に生まれました。明治34年、東京に出て、梶田半古の門に入ります。その後、岡倉天心の指導もあり新しい歴史画の研究に進み、大正3年再興日本美術院第1回展に「竹取物語」などを出品中、同人に推挙され、以後、院展を中心に活躍します。

 青邨の作域は広く、花鳥、風景、静物、動物画などのあらゆるジャンルに及びます。色と形の純視覚的な要素による伝統的な日本絵画(大和絵)の美質を現代に再現した功績は大きく、文化財保護委員会専門委員や東京芸術大学日本画科主任教授を歴任。昭和30年には文化勲章を授章されています。また法隆寺金堂壁画再現事業、高松塚古墳模写の総監修を務めるなど、文化財保護にも大きな貢献をされ、日本文化の発展に尽力、近代日本画壇に大きな足跡を残しました。