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泉農園さんに行ってきました

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出典: 中津川市公式ホームページ

泉農園さんは、国道363号線で阿木のコミュニティセンターから小学校の前を通って、広岡の公民館を右折したすぐにありました。

農園入口にある事務所で、代表の鷹見さんには気さくに取材に応じていただきました。
農園ではシクラメンの種苗を中心に生産しており、種に換算して年間実に数百万粒(!)を出荷しているとのこと。
温室には沢山のシクラメンの苗 泉農園代表の鷹見さん
出荷先は国内が中心ですが、中国、韓国など東アジアも対象としているということでした。
鷹見さんによると、農園の仕事は種苗を出荷しさえすればそれで終わりではなく、その後も育苗や病気に関する様々な相談が持ち込まれ、以前は電話でやり取りしていたが、例えば「緑」という言葉でイメージする色が人それぞれで、言葉だけではなかなか上手く伝わらないことが多かったそうで、写真を撮ってメールなどで送ってもらわないと上手くコミュニケーションができなかったそうです。ましてや中国や韓国など言葉の壁があればなおさらです。
ただ、メールで写真を送るといっても、記念写真を一枚送るのとはわけが違って、より詳しく状態が分るように、高精細な写真を何枚も添付したりして、4Mb程度のサイズの大きなファイルになってしまいます。
ところが阿木地区には今までADSLのサービスも提供されていなかったので、メールの受信に多くの時間が必要で、大きなファイルは転送途中でエラーになったりしてトラブルも起きていたとのこと。

メールで育苗に関する相談が送られてきます 沢山の写真が送られてきています

そこで鷹見さんは中津川市の光ファイバー事業に早速お申し込みになり、光速ブロードバンドサービスが利用できるようになって、大きなサイズの写真も快適にやり取りできるようになったとのことでした。
このようなやり取りを続けているうちに、鷹見さんも思ってもいなかったノウハウが得られたり、そのノウハウを活かして指導にあたったりと思わぬ効果も得られたとのことでしたが、今では逆にメールに添付する資料のサイズが大きくなりすぎないよう気をつける必要が出てきたとも言ってみえました。
また、このようなオンラインでのやり取りで培ったノウハウは、恵那地域の同業者の会合では、写真データを持ち寄ってプロジェクターで見ながら打ち合わせをするなどの形で活かしているとのこと。「要するに道具なんです。便利な道具があっても、使いたくても使えなかった状況だったので、まず地域の格差なく使えるようになることが重要です」とお話になり、「農水省のホームページには様々な資料がありますが、サイズが大きく、以前はダウンロードする気にもなれなかったが、今では十分に参考にできる。阿木地区の人口の推移などの資料を県庁のホームページから入手し、地区のあり方を検討する材料にしたこともあります」というご自分の例や、定年を迎えた地元の団塊の世代の人たちの中には米作りに本腰を入れたいと考えている人も多く、インターネットで熱心に米作について情報収集しているという事例など、幅広く活用しておられる事例を教えていただきました。

最後に鷹見さんはこれからの時代について「情報は正しく伝えることが大切であり、かつては紙という媒体が役に立ってきた。現在では紙と同じようにITが使われていて、これは情報の革命と言っても良いと思います。ITが他地域より遅れることは社会の潤滑油が切れると同じ事で、社会がうまく動かなくなってしまう。これからの時代はインターネットがどうしても必要なものとなると思います。 インフラ整備には費用がかかるが、それ以上の利益が生まれるはずです。 事業の戦略を立てるにはまず情報収集が必要です。これにはインターネットがあると便利であり、インターネットがないとできないこともあります。これからの人はインターネットが使えなければ社会での良いポジションがもらえなくなるのではないかと思います」との展望を語られ、「インターネットを道具としてうまく使えば世界が変わるし、まだ新しい使い方の可能性を秘めている」と期待をお話いただきました。
鷹見さん、農園作業でお忙しい中ありがとうございました。

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