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6.自営業での情報通信利用(翻訳家フラナガンさんの事例)

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出典: 中津川市公式ホームページ

 「MANGA」という単語は日本の漫画のことを指しています。漫画は外国語に翻訳されて世界中の人々に読まれるようになるほど人気があり、「tsunami(津波)」や「judo(柔道)」などと同じように外国語になった日本語です。 平成20年6月に中津川市阿木地区へ引っ越してこられたフラナガンさんはまさにその漫画の翻訳に携わっている方で、中津川市が整備した光ファイバーも仕事に活用しているとのことなので、活用方法の取材をさせていただきました。


 フラナガンさんは「インターネットと宅配便さえあればどこでも仕事ができる」とおっしゃいます。アメリカの出版社からの依頼を受けると漫画本が宅配便で自宅に届くので、これを英文に翻訳してネット経由で送り返す。そうすると英語のMANGA本がアメリカの本屋さんに並ぶ、というのが大まかな仕事の流れ。自宅が職場ということになりますから、朝早く起きて眠い目をこすりながら会社へ出勤しなくても、自宅にいながら太平洋の向こうにあるアメリカの会社と取引ができるのです。ネットがあれば時間と場所を選ばないのです。


 ちなみにフラナガンさんの奥さんであるめぐみさんは京友禅の職人さんで、京都から宅配便で送られてきた反物を染色し、京都へ送り返します。京都にある取引先との連絡は電話も使いますが、E-メールでやり取りすることも多いとのことです。ネットを活用することでお二人とも自宅で働くことができるのですね。


作業をするフラナガンさんの画像 漫画本の画像


 漫画を翻訳する際に難しいのは、表現内容に日本独特の文化があったり四文字熟語などが使われていたりする場合だそうです。これらの日本語は日本の風俗や習慣を理解していないと正しく翻訳できません。辞書で意味を調べるだけではなく、ネットで検索してさらに詳しく調べると、言葉の意味だけでなく絵や写真などの詳細な情報もたくさん見つかりますから十分に意味を理解することができます。フラナガンさんはそうした上で最適な英語に翻訳するので、アメリカの読者は漫画の内容をスムーズに理解できるのです。


 ネットでは日本のことだけではなく世界中のことを検索して調べることができます。わからないことがあれば現地へ行かなくてもネット上の写真や動画を見て疑似体験ができてしまうので本当に便利ですね。


左:フラナガンさん 右:めぐみさん


 フラナガンさんはサンフランシスコや東京などの大都市に住んでいたことがありますが、その頃から緑に囲まれて空気がきれいな場所に住みたいという思いがあったそうです。そんな理由もあり、大自然に包まれていて、さらに仕事で必要なインターネットと宅配便がそろっている阿木地区に引っ越しました。田舎暮らしは初めてだそうですが、仕事で使うインターネットの速度も予想以上に速く、周りに住んでいる方々も親切だということで阿木を気に入っていただけたようです。


 これからお二人が阿木の土地に馴染み、お仕事でも益々活躍されることを期待したいと思います。お忙しいところ取材に応じていただきありがとうございました!



フラナガンさんの「翻訳道場」:http://www.translationdojo.com/

【中津川市公式ホームページ】


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